HSPとは?生きづらさを減らすヒントをあなたに

【PR】この記事には広告リンクが含まれていますが、私の経験と調査に基づいて誠実に執筆しています。
HSP 生きづらい 

HSP(エイチ・エス・ピー)って言葉は聞いたことがあるけど、それは何?と思ってませんか?

咲希(さき)

この記事では、HSPでもある咲希(さき)がHSPについて調べたことを書いています。

ネットで調べると、繊細さん?とか、生きづらい人?とかたくさん出てくると思います。

現在の日本では、HSPという言葉が独り歩きしていて、ネガティブな印象を受けることが多いですよね。

だから、私も「自分自身がHSPだということは言わなくてもいいかな」と思ってしまうことがあります。

でもね、HSPについて正しい理解を得ることで、自分の自信にもなりましたし、ネガティブなことばかりではないんだと気づかされました

著作権の関係上、サイトやブログにはHSPかも?というチェックリストなどについては、詳しく書くことができません。

HSPについての本はさまざま出版されていますが、HSPについて研究をしている博士(心理学)飯村周平氏が監修した繊細すぎるHSPのための子育てお悩み相談室という本がとてもわかりやすかったです。

咲希(さき)

この本のおかげで、HSPな自分のことを客観的に見る視点ができて、生きづらさが少し減ったように思います。

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HSPについて知りたい人

HSPって生きづらいよな~と思っている人

目次

HSPは生きづらい?HSPとは「良い環境と悪い環境から、良くも悪くも影響を受けやすい人

HSPとは、Wikipedia(ウィキペディア)で検索すると

Wikipedia(ウィキペディア)で検索すると、HSPとは以下のように記載があります。

ハイリー・センシティブ・パーソン (Highly Sensitive Person、HSP) は、環境感受性 (Environmental Sensitivity) あるいはその気質・性格的指標である感覚処理感受性 (Sensory Processing Sensitivity) が極めて高い人たちを表す言葉である。

ハイリー・センシティブ・パーソン」(2024年5月9日 (木) 08:43  UTC)『ウィキペディア日本語版』
咲希(さき)

ん?むずかしくて、ちょっと何言ってるかわかりません。

Wikipedia(ウィキペディア)を最後まで読んでいくと外部リンクの場所に、Japan Sensitivity Researchと記載があり、冒頭にご紹介した繊細すぎるHSPのための 子育てお悩み相談室 という本の監修者でもある飯村周平氏が企画・運営をしているサイトが出てきます。

そちらに以下の記載がありましたので、引用させていただきますね。

HSP(Highly Sensitive Person)あるいはHSC(Highly Sensitive Child)とは、環境感受性がとくに高い人たちを表すラベルです。HSPは「生きづらさ」を表すラベルではなく、「良い環境と悪い環境から、良くも悪くも影響を受けやすい人」として理解されています。

引用:Japan Sensitivity Research心理学者によるHSP情報サイト「HSP/HSCとは何か?」

とのことでした。

咲希(さき)

…環境感受性とはなんでしょうか?

環境感受性とは?

私たちは、生まれたときから死ぬまでに、さまざまな環境から影響を受けます。その意味で、私たちは環境依存的な存在であると言えるでしょう。

環境からの影響の受けやすさ(感受性)には、一人ひとりにばらつき(個人差)があります。たとえ同じ環境に置かれたとしても、ある人は環境刺激から非常に影響を受けやすく、ある人は影響を受けにくい様子が観察できます。

環境には物理的なものだけでなく、心理社会的なものも含まれます。研究では、家庭環境(被養育経験)やストレスフルなライフイベントなどが、環境として取り上げられることがあります。

引用:Japan Sensitivity Research心理学者によるHSP情報サイト「環境感受性とは?」
環境感受性の高い人 環境感受性の低い人 環境刺激から影響を受けやすい 環境刺激から影響を受けにくい
咲希(さき)

良い環境からは良い影響をたくさん受け、悪い環境からは悪い影響をたくさん受けてしまうのが、HSPなんですね。

咲希(さき)

HSPとは決して「生きづらい人」のことではありません。

以下に具体例をあげてみたいと思います。

環境感受性によるネガティブな反応

例: オフィスの騒音

たとえば、職場においては、

  • 影響を受けやすい人(HSP): オープンスペースのオフィスで電話の音や同僚の話し声が気になり、集中力が低下する。
  • 影響を受けにくい人(HSPではない人): 同じオフィス環境でも、周囲の騒音を気にせずに仕事に集中できる。

例: 教室での授業

学校においては、

  • 影響を受けやすい人(HSP): 教室内での他の生徒の動きや音に敏感で、授業に集中できなくなる。
  • 影響を受けにくい人(HSPではない人): 周囲の雑音や動きに影響されず、授業内容に集中できる。

例: 社交イベント

地域やプライベートにおいては、

  • 影響を受けやすい人(HSP): 大勢の人が集まるパーティーやイベントで緊張し、疲れやすくなる。
  • 影響を受けにくい人(HSPではない人): 同じイベントでエネルギーを感じ、楽しむことができる。

など、

同じ出来事が起きても、環境感受性が高い人(環境からの影響を受けやすい人)と環境感受性が低い人(環境からの影響を受けにくい人)では、環境感受性が高い人(HSP)の人が疲れてしまうのはわかる気がしますね。

咲希(さき)

だからといって、環境感受性が高い人(HSP)には、ネガティブなことばかりではありません。

環境感受性によるポジティブな反応

例: コミュニケーション

職場においては

  • 影響を受けやすい人(HSP): 職場で上司から「君のコミュニケーション能力は素晴らしい!」と褒められると、とても嬉しくなって、さらに積極的にコミュニケーションを取るようになる。これにより、職場の雰囲気が良くなり、みんなが働きやすくなることも。
  • 影響を受けにくい人(HSPではない人): 同じように褒められても、「ありがとうございます」と冷静に受け止めて、いつも通りのペースでコミュニケーションを続ける。

例: コーチの励まし

学校での部活動においては

  • 影響を受けやすい人(HSP): コーチから「君のプレーは素晴らしい!」とほめられると、すごくやる気が出て、練習にもっと力を入れる。これにより、試合でも良い結果を出すことができることも。
  • 影響を受けにくい人(HSPではない人): 同じようにコーチから褒められても、冷静に受け止めて、いつも通りの練習を続ける。

例: 美しい夕日

景色を見たときにおいては

  • 影響を受けやすい人(HSP): 夕日が沈む光景を見て、心が温かくなり、感動して涙が出る。この人は、その美しい光景を心に深く刻み、後で思い出すだけでも幸せな気持ちになります。
  • 影響を受けにくい人(HSPではない人): 同じ夕日を見ても、「綺麗だな」と思うだけで、特に強い感情の変化はなく、日常の一部として受け止める人。

例: 感動的な音楽

音楽を聴いたときにおいては

  • 影響を受けやすい人(HSP): 素晴らしい音楽を聴いたときに、心が揺さぶられ、涙が出るほど感動する。この人は、その音楽を聴くことで元気をもらい、困難な状況でも前向きに頑張る力を得ることができます。
  • 影響を受けにくい人(HSPではない人): 同じ音楽を聴いても、「いい曲だな」と感じるだけで、特に強い感情の変化はなく、日常の一部として受け止める人。

これらのポジティブな例からわかるように、環境感受性が高い人は、周りからのポジティブな刺激に対して強く反応し、それが大きなやる気や成功につながることがあります

一方、環境感受性が低い人は、同じポジティブな刺激に対しても冷静に受け止め、いつも通りのペースで頑張る傾向があるようです。

HSPの人とHSPではない人の環境感受性のイメージ図解

以下に私がイメージするHSPの人とHSPではない人の環境感受性の図解を曲線グラフにしてみました。

HSPの人とHSPではない人の環境感受性のイメージ図解例

※あくまでも私個人が、上記の例からイメージした画像なので、ご了承ください。

HSPとは環境感受性がとくに高い人たちを表すラベルで、「良い環境と悪い環境から、良くも悪くも影響を受けやすい人」というのがよくお分かりいただけると思います。

咲希(さき)

HSPについて知ってから、さまざまサイトや書籍を読んできましたが、HSPについてはJapan Sensitivity Research心理学者によるHSP情報サイトが、正しくHSPのことを伝えているサイトだと思います。

Japan Sensitivity Research心理学者によるHSP情報サイトとは

環境感受性を専門とする心理学者によって作成されたサイトです。

企画・運営は、HSPの研究者である博士(心理学)の飯村周平氏。共同運営者として、矢野康介氏も参加。

今の世の中、HSP(とても敏感な人)やHSC(とても敏感な子ども)について、いろいろな情報が出回っていますよね。

でも、HSPに関して、それって本当なの?と思うような情報があったりもするようで…素人には全くわかりませんが。

HSPについて、信頼できる研究に基づいた情報を見つけるのが難しくなっているそうです。

そこで、Japan Sensitivity Research心理学者によるHSP情報サイトでは、研究に基づいたHSPやHSCの考え方をわかりやすく伝え、誰もが信頼できるHSP情報にアクセスできることを目的に開設・運営されています。

HSPかも?という、そういったチェックリストなどは著作権の関係上、サイトやブログに記載することができません。

Japan Sensitivity Research心理学者によるHSP情報サイトをご覧になって、内容が難しいなと思う方はこのサイトの運営者飯村周平氏が監修された、繊細すぎるHSPのための子育てお悩み相談室という本がわかりやすくてオススメです。

咲希(さき)

子育て中でなくても、HSPの理解が深まり、大変参考になる本です。

HSPについてよくある質問

Q、HSPとは、病気なの?障がいなの?

HSPはDSMに指定はされてはおらず、心理学上の概念であり精神医学上の概念ではない。HSPの概念は、最初の査読プロセスを経る前にエレイン・アーロンが1996年に表した一般書『The Highly Sensitive Person』(ISBN 0553062182) で広く知られた

※DMSとは、精神障害の診断と統計マニュアルのこと

とウィキペディアに記載があります。

A、HSPは精神科領域で診断名がつくようなものではなく、心理学用語なのですね。

以前、精神科の先生にお話をお聞きした時も「HSP?テレビとかでやってるみたいだね~。僕はよく知らないけど…」とおっしゃっていました。

Q、HSPについてわかったけど生きるのに困ってる。どうしたらいい?

「自分はHSPかもしれない。でも、そこまで生活に支障はないから大丈夫。」なら良いのですが、

「今生きてるのがつらいな、生活にも支障が出てるし…でも、これはHSPっていう気質だからどうにもできないんだろうな」と思うようなことがあったら、一人で悩まずに必ず心療内科や精神科を受診なってくださいね。

もし、心療内科や精神科を受診するハードルが高いと思われるのでしたら、まずはかかりつけのお医者さんに相談してみてください。

HSPではなく、別の疾病や障がいが見つかるかもしれません。

そうすれば、その症状に合ったお薬や対処法があると思うんです。そしたら、あなたは今よりもっと生きやすくなるのではないかと。

一人で抱え込まずに、まずは家族でも友達でも、信頼できる誰かに相談してみてくださいね。

HSPとは?生きづらさを減らすヒントをあなたにのまとめ

HSPとは、周囲の環境から受ける影響が特に強い人たちのことを指します。良い環境からも悪い環境からも、強く影響を受けやすい特性を持っています。

けっして、「生きづらい人」のことではありません。

HSPの人々には、以下のような特徴も一例としてあげられます。

  1. オフィスや教室の騒音に敏感で、集中しづらくなることがある。
  2. 人が多く集まる場所で疲れやすい傾向。
  3. 一方で、褒められたときはとてもやる気が出て、積極的に行動することができることも。
  4. 美しい景色や感動的な音楽に対して、深く心を動かされます。

HSPは病気や障害ではなく、その人の個性の一つです。この特性について正しく理解することで、自分自身や周りの人々をより深く理解できるようになるかもしれません。

もし自分がHSPかもしれないと感じた場合は、Japan Sensitivity Researchというウェブサイトで詳しい情報を得ることができます。

また、「繊細すぎるHSPのための子育てお悩み相談室」という本も、HSPについて理解を深めるのにとても役立つでしょう。

日常生活で困難を感じる場合は、一人で抱え込まずに、信頼できる人や専門家に相談することをおすすめします。

咲希(さき)

HSPの特性を理解し、うまく付き合っていくことで、より快適な生活を送ることができるようになるといいですね。私も現在、勉強中です。

よかったらご参考までに~。

あなたの生活がすこしでも心地よいものになりますように。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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